2010年8月8日日曜日

東京医大の驚くべき実態が発覚

日経メディカルが「東医大」のアキレタ実情として下記を記載した。

詳しくは日経メディカルhttp://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/201008/516236.html
東医大の報告書はhttp://www.tokyo-med.ac.jp/hmc/pdf/seitaikanishoku_chousahoukokusho.pdf
毎日JP記事はhttp://mainichi.jp/select/science/news/20100714ddm041040063000c.html
日経メディカル2010年8月号「ニュース追跡」(転載)

東医大、第三者委が指摘したあきれた実情

04年12月 特定の外科医が執刀した心臓手術で相次いで4人が死亡。新聞報道で発覚

05年03月 心臓手術問題について調査委員会の報告書を公表

08月 特定機能病院の認定取り消し

07年10月 生体肝移植の生存率が全国平均より低いにも拘らず全国並みと公表。発覚

08年04月 県境費の不適切な経理処理が文科省の告発で発覚

05月 学位論文の謝礼金問題が同省の告発で発覚

09年02月 特定機能病院の再認定

08月 茨城医療センターの診察報酬不正請求問題発覚

09月 茨城医療センターの診察報酬不正請求問題で内部調査を公表

12月 生体肝移植問題で検証委員会の報告書を公表

10年05月 組織運営やガバナンスのありかたについて調査、検討する第三者委員会設置

06月 伊東洋氏が理事長を辞任

07月 元厚労省健康局長田中慶司氏が理事長就任

第三者委員会の調査結果公表



日経メディカルは、「医療者はどうあるべきか、教育・研究と医療を担う医大はどうあるべきかについて考え、改革するチャンスだと思う。」 で結んでいる。他にも読んでみると、患者から寄付金を貰っていたらしい。

医療をビジネスとしての認識で同病院は運営されていたのだろう。それだけなら兎も角それにインチキまでまかり通っていたなどとは、到底考えられない。この感覚を持つのは我々患者だけであるのであろうか?信用できる医療機関として誰しもが大学病院を第一に挙げるであろう。これではイカガワシイ民間医療や金儲けの為の代替医療と大差は無い。

病院経営者と現場の実権者が同じと言う弊害も指摘されている。この意思決定の機関(病院運営委員会)に患者代表を投入すべきであろう。不正がまかり通る病院で教育された医師が続々誕生していく日本の医療社会では安心も信頼も出来ない。東医大の報告者を読んだが、とても問題の当事者とは感じられない文言で、受け入れる訳にはいかない。

制御可能な機関は政府だけであろう。新潟大学の安保教授も本を執筆されるなら、退官後になさったら如何でしょう?安保さんの下に金儲けだけの人達が沢山蠢いているのをご存知ですか?ネット上のホームページ等では、「癌が消える免疫療法」とか「癌が消えるホメオパシー」等があっても野放しであるのは法の不整備でしょう。学者が商売人の真似事をする必要はありません。新潟大も何故放置しておくのか我ら凡人には理解不能です。日本の医療は精神から崩壊するのでしょうか。04年、事の発端のこの時期、小泉政権時代で合理化のもと医療改革が推し進められていました。決して無縁ではないでしょう。

記 ina.takasi

0 件のコメント:

コメントを投稿