何処かのサイトに『末期癌、それでもノーと言えるのか?』を見うけました。
私は別に否定するつもりはありません。ですが、イカサマ薬の様な物を効果がある様に偽り販売していて平気な人達は許せません。出版業界やメディアはビジネスです。営利組織で合法的な利の追求は当然と言えるでしょう。医療界に従事している人達も患者の意志そのものを尊重しなければならない立場と言えるでしょう。患者や家族は絶望的な状況にあり、そこに冷静な判断を求めるのは無理ですし、求める事自体随分酷な話だとも思います。この空間に代替医療のビジネスがあります。本来医療はビジネスであってはならないのです。日本では昔から身分制度外に医師の存在がありました。ですから官職名では無く先生と敬称されていたのです。
代替医療には本来、薬など『物』は必要としません。物が在る以上、そこには『物理』が無ければなりません。唯物です。化学作用もあるでしょう。物である以上全て数値があります。医学で言うならば実証医学です。必ず数値が存在しますし、論理式もあるでしょう。
もし、霊魂とかの波動が存在するならば、それはエネルギーですから熱量で計測可能です。
僕の旧知の友人の奥さんは末期癌でした。もう十数年程昔の話ですが、奥さんに付き合って友人も自分の尿を飲んでいました。現在お二人ともご健在です。確かに一寸説明の出来ない事を見聞したのも事実です。其処には『お金』も『物』も存在していませんでした。強いて言うならば、何でしょう・・・生きる勇気や希望なのでしょうか・・・でも奥さん淋しくなかったのは確かです。尿までも、何処までも友人は付き合っていたのですから・・・。
2010年7月15日木曜日
豊かな死 英1位 日本23位 ホスピス普及率
今朝の朝刊で『豊かな死』ホスピス普及率評価で、英国が1位、日本が23位なる評価をうけた。
調査を行ったのはロンドンを拠点とするエコノミスト・インテリジェンス・ユニットらしい。日本の評価が低調な理由として、高額な医療費と医療従事者の不足がある。それに加えて医療システムは先進的で高度だが、在宅看護などを行うにはその環境が劣悪と言う。施設の不足と家族が看取れる
システムの不備が主な理由であるらしい。老々介護問題などはそれを言うのであって、メンタルな部分にまでは言及していない。オバマ国民皆保険を3月に発足させたアメリカは9位である。
核家族化が進んだとは言え何故是ほどまで差がついたのか?
高齢化と少子化による医療改革で厚生労働省は医療費節減に努めました。小泉政権時代の事です。奇しくも同じ紙面で時の竹中平蔵氏と共に金融改革を推し進め、金融庁顧問を務めた木村前振興銀会長の逮捕がニュースされました。容疑は銀行法違反と言う事らしい。
当時の国民のアノ熱気はいったい何だったんだろう。
調査を行ったのはロンドンを拠点とするエコノミスト・インテリジェンス・ユニットらしい。日本の評価が低調な理由として、高額な医療費と医療従事者の不足がある。それに加えて医療システムは先進的で高度だが、在宅看護などを行うにはその環境が劣悪と言う。施設の不足と家族が看取れる
システムの不備が主な理由であるらしい。老々介護問題などはそれを言うのであって、メンタルな部分にまでは言及していない。オバマ国民皆保険を3月に発足させたアメリカは9位である。
核家族化が進んだとは言え何故是ほどまで差がついたのか?
高齢化と少子化による医療改革で厚生労働省は医療費節減に努めました。小泉政権時代の事です。奇しくも同じ紙面で時の竹中平蔵氏と共に金融改革を推し進め、金融庁顧問を務めた木村前振興銀会長の逮捕がニュースされました。容疑は銀行法違反と言う事らしい。
当時の国民のアノ熱気はいったい何だったんだろう。
2010年7月11日日曜日
ホメオパシー信奉者は最早カルトか?
ホメオパシーを幼児に飲ませて死なせたらしい。山口県にて発覚した事件である。無知にも程がある。以前から何度かホメオパシーに付いては話をしていたが・・・。届かなかった様だ。
ホメオパシーの使用者の殆どが女性で、その原因を探れば男性に比べ女性のホルモンの不安定さや気質からだと理解していた。本人の使用に関しては自己責任だが、その女性の延長線上にある乳幼児や幼若年層の存在を無視出来無く、人事ながらの心配と、取り扱い業者に対する強い憤りがあった。マサカ依然として日本人女性が西洋コンプレックスを抱えているとは思えないが、外国との文化の違いがよく理解できていない様に思える。これは日本社会の全体の責任と捕らえたい。市場を拡大させるのも当然需要者側である。
ホメオパシーを糾弾したNETの書き込みの横にあるアドで連続してホメオパシーの宣伝があり、笑うに笑えない異常さを感じる。
癌が消えるホメオパシーとか言うのもあって、不当広告とか誇大広告とかも通産と厚生の取り締まり基準が違うのか、謂わば野放しである。
何件かのホメオパシーの業者に癌が消えた具体的な例とかを問い合わせていますが、ゼンゼン返事がありません。癌が消えたと誇張する免疫業者もホメオパシー業者も同類で反社会的な人達と言うより、人間ではありません。人の命だけは金儲けの道具に使って欲しく無い。何度も言う様ですが、癌患者は毎日、毎日、怯えて過ごしています。
ホメオパシーの使用者の殆どが女性で、その原因を探れば男性に比べ女性のホルモンの不安定さや気質からだと理解していた。本人の使用に関しては自己責任だが、その女性の延長線上にある乳幼児や幼若年層の存在を無視出来無く、人事ながらの心配と、取り扱い業者に対する強い憤りがあった。マサカ依然として日本人女性が西洋コンプレックスを抱えているとは思えないが、外国との文化の違いがよく理解できていない様に思える。これは日本社会の全体の責任と捕らえたい。市場を拡大させるのも当然需要者側である。
ホメオパシーを糾弾したNETの書き込みの横にあるアドで連続してホメオパシーの宣伝があり、笑うに笑えない異常さを感じる。
癌が消えるホメオパシーとか言うのもあって、不当広告とか誇大広告とかも通産と厚生の取り締まり基準が違うのか、謂わば野放しである。
何件かのホメオパシーの業者に癌が消えた具体的な例とかを問い合わせていますが、ゼンゼン返事がありません。癌が消えたと誇張する免疫業者もホメオパシー業者も同類で反社会的な人達と言うより、人間ではありません。人の命だけは金儲けの道具に使って欲しく無い。何度も言う様ですが、癌患者は毎日、毎日、怯えて過ごしています。
2010年7月3日土曜日
安保闘争困った福田さん(魔法の医学 体液病理説)
私は何もかもが還元論だけで医療が解決できるとは思っておりません。只、時の流れの中で、やがて医学も量子工学等を必要とした原子論が顔を覗かせて来る気がします。今はまだ分子レベルでの解明ですが・・・X線などは既に欠かせないメディカルツールとして存在します。その流れとは逆流するのが『体液病理論』の復活です。源の提唱者は医聖と言われるヒポクラテスでした。完成させたのはガレノスとなっています。彼の出現前の医学と言えば思弁哲学的医学で、それ以前は殆ど神憑的でした。彼が医学に自然科学を取り入れたのです。それが、四体液説(体液病理説)なのです。これはどう言う物かと言いますと、血液、胆汁や脳粘液のバランスが崩れた時に、若しくは過剰になった時、人は病になると言います。ですから治療法は下剤、瀉血、下血、催吐剤などで治療をします。後は自然の力(自然治癒力)を待ちます。テクノロジーや科学はまだ存在していなかった時代の最善の考え方です。
この考え方には共鳴するのですが、貧血の患者に瀉血を行い多くの人が亡くなりました。より重篤な症状になった患者さんも多く存在しました。日本では志賀潔氏や北里柴三郎氏の近代医学の出現までこの療法が一般的で広く行われていたと言われております。中世ではホメオパシーと共に医療の世界に君臨しました。EBMの現在では魔法の医学と呼ばれ錬金術、ホメオパシーのジャンルに並んだカテゴリーに分類されています。今流行りの「自律神経免疫療法」とかは未読ですから、森を観ず木を語るなら、その基設的論調は『魔法の医学』でしょう。何故なら、
『体液』と『自律神経』の単語を入れ替えるだけで、「自律神経免疫療法」になるんですから、
随分安上がりにすんでますよね?リバイバルは演歌だけで良いと思うんですが・・・。
この考え方には共鳴するのですが、貧血の患者に瀉血を行い多くの人が亡くなりました。より重篤な症状になった患者さんも多く存在しました。日本では志賀潔氏や北里柴三郎氏の近代医学の出現までこの療法が一般的で広く行われていたと言われております。中世ではホメオパシーと共に医療の世界に君臨しました。EBMの現在では魔法の医学と呼ばれ錬金術、ホメオパシーのジャンルに並んだカテゴリーに分類されています。今流行りの「自律神経免疫療法」とかは未読ですから、森を観ず木を語るなら、その基設的論調は『魔法の医学』でしょう。何故なら、
『体液』と『自律神経』の単語を入れ替えるだけで、「自律神経免疫療法」になるんですから、
随分安上がりにすんでますよね?リバイバルは演歌だけで良いと思うんですが・・・。
安保闘争困った福田さん(狂々曲第四楽章 メルヘン)
『未来免疫学』と言う御伽噺(YOTABANASI)があるらしい。僕は馬鹿らしくて拝読していませんが、WIKIに有りました。2013クラスのメルヘンです。以下引用です。太文字だけでも読んで下さい。
〈WIKI〉
具体的な介入方法は、自律神経免疫療法の発展に沿って変化してきた。医師が行う方法としては、手と足の指の爪の付け根付近にある経穴である「井穴」を注射針で1mmほど刺し、血液を一滴ほど絞り出す一種の瀉血療法である「刺絡療法」、同じく「井穴」を医療用レーザーで刺激することが行われている。頭部や頸部、背中などに分布する経穴を上記二つの方法で刺激する場合もある。また、患者自身が行う方法としては、爪の付け根を揉む「爪揉み」や、その他の方法で「井穴」付近を刺激する方法がある。
〈INA.反論〉
昔の人ならご存知でしょうが、シャーマンの時代には確かに体液病理学が流行っていました。
今時もこの様な古典的医学を信仰している学派ってあるのでしょうか?結核で吐血した人に、多くの瀉血を促して死に至らした例は数多くあります。所謂、悪い血を蛭(ヒル)等に吸わせていた時代と変わりません。イャーァ驚きました。一体何時頃の時代を引きずっているのでしょう?
〈続く〉
安保徹による免疫の基礎理論はあながち間違いではないと考えている科学者は多い。精神的なストレスが多いと癌の発生率が高くなり、ストレスが少ないと発生率が低くなることは知られている。また近年では、精神的な状態(自律神経の状態など)とナチュラルキラー細胞の機能との関連なども研究されている。いずれにせよ、心の持ち方(自律神経の状態)が疾病全般の治癒率に影響することは、なにも最近言い出されたことではなくて、古今東西、知られていることであり、その方向性は一致している。
〈INA質問〉
『病は気から』なら、ご説は御尤も!と、存じます。ですが私は仕事等で、精神的に強くストレスを感じた時、緊張感で漲った時には、案外病気には罹りません。逆に気力を感じます。風邪とかの体の不調は矢張りストレスの無い時、若しくはストレスから開放された時です。私の免疫機能は普通の人とは逆なんでしょうか?
サスペンス劇場の様に幕切れ近くで〈ドンデンガエシが準備〉してあったなんて事、無いですよね?センセイ!
〈WIKI〉
具体的な介入方法は、自律神経免疫療法の発展に沿って変化してきた。医師が行う方法としては、手と足の指の爪の付け根付近にある経穴である「井穴」を注射針で1mmほど刺し、血液を一滴ほど絞り出す一種の瀉血療法である「刺絡療法」、同じく「井穴」を医療用レーザーで刺激することが行われている。頭部や頸部、背中などに分布する経穴を上記二つの方法で刺激する場合もある。また、患者自身が行う方法としては、爪の付け根を揉む「爪揉み」や、その他の方法で「井穴」付近を刺激する方法がある。
〈INA.反論〉
昔の人ならご存知でしょうが、シャーマンの時代には確かに体液病理学が流行っていました。
今時もこの様な古典的医学を信仰している学派ってあるのでしょうか?結核で吐血した人に、多くの瀉血を促して死に至らした例は数多くあります。所謂、悪い血を蛭(ヒル)等に吸わせていた時代と変わりません。イャーァ驚きました。一体何時頃の時代を引きずっているのでしょう?
〈続く〉
安保徹による免疫の基礎理論はあながち間違いではないと考えている科学者は多い。精神的なストレスが多いと癌の発生率が高くなり、ストレスが少ないと発生率が低くなることは知られている。また近年では、精神的な状態(自律神経の状態など)とナチュラルキラー細胞の機能との関連なども研究されている。いずれにせよ、心の持ち方(自律神経の状態)が疾病全般の治癒率に影響することは、なにも最近言い出されたことではなくて、古今東西、知られていることであり、その方向性は一致している。
〈INA質問〉
『病は気から』なら、ご説は御尤も!と、存じます。ですが私は仕事等で、精神的に強くストレスを感じた時、緊張感で漲った時には、案外病気には罹りません。逆に気力を感じます。風邪とかの体の不調は矢張りストレスの無い時、若しくはストレスから開放された時です。私の免疫機能は普通の人とは逆なんでしょうか?
サスペンス劇場の様に幕切れ近くで〈ドンデンガエシが準備〉してあったなんて事、無いですよね?センセイ!
安保闘争困った福田さん(悲愴 第Ⅲ楽章 不協和音)
『お鶴!お父ッアンの岩(癌)はもう~イケねぇ~!今朝も安保庵先生が南蛮渡来の秘治療を教えてくださったんだが・・・、何でも江戸表にある福田屋養生所の2階が、特別秘養生部屋になっているてぇ話だが、その2階部分が、どうにもこうにも高くて(料金)いけねぇや! お上が、おやりなすってぇいる養生院も2階建てとくりゃぁ、オメェ~、もう、死ぬしかあるめぇ! 』『おとっあん!このお鶴が何とかするんだから、お金の事など、そんな事、一つも心配しなくていいのよ!』『 ・・・! お鶴、オメェ~ マサカこのオトッさんの治らない病の為に、身売りでもする気じゃあるめぇな!そんな事しなくてもエゲレスから来た骨大破死(ホネオパシー)丸で岩が治まるてぇ言うから、これで十分だ。』『何言ってるの、親子じゃないの、おとっさん!例え身売りしてもオトッさんの命が助かるなら・・・お鶴は何だって出来るわ。』『お鶴!』『オトッさん!』
前々回の(狡猾な癌)の内容を時代劇のドラマ仕立てにしました。伊東玄朴の医学所(東大医学部前身1858年)も出演させたかったのですが、文脈が繋がらず諦めました。
やはり、国公立の病院(独法)では国民の為に、もっと言うならば日本国民の平等なる生命安全を守る責任からも、2階建て医療は即刻廃止を希望します。
臨床研究に寄与しない民間の免疫療法は、生命と家族の情愛を天秤にかける結果となり、〈生命〉の射幸心を煽る、バクチの胴元と視られても仕方ないと思います。怪しげな代替医療に傾く人々の心の背景には、現代の唯物医療に対する不信感も在るのではないでしょうか。
2006年に厚生労働省助成金で作成された『がんの補完代替・・・』の調査資料では、がん患者の約半数がサプリメントとかの代替治療を、十分な知識の無いままに経験しています。また、科学的根拠の無いプロポリスとかの食品をリストしていますので、参考にして下さい。
僕は何度も言う様ですが、代替も先進医療も反対派ではありません。寧ろ推進派ではないかと思っています。新たな医療の道を開けて行くには、幾多の生命(マウスも人も)の、尊い犠牲の存在がある事を忘れてはなりません。また、患者も家族も自己を見失う程に追い詰められているのです。そう言った輪にある世界の中に、浸潤してくる金儲け目的の機関や、人の存在が、文句なしに許せないのです。この人達も真に悪質な癌でしょう。
がんの補完代替医療のガイドブック http://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=ZGVmYXVsdGRvbWFpbnxpbmFzY2llbmNlYXJ0fGd
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前々回の(狡猾な癌)の内容を時代劇のドラマ仕立てにしました。伊東玄朴の医学所(東大医学部前身1858年)も出演させたかったのですが、文脈が繋がらず諦めました。
やはり、国公立の病院(独法)では国民の為に、もっと言うならば日本国民の平等なる生命安全を守る責任からも、2階建て医療は即刻廃止を希望します。
臨床研究に寄与しない民間の免疫療法は、生命と家族の情愛を天秤にかける結果となり、〈生命〉の射幸心を煽る、バクチの胴元と視られても仕方ないと思います。怪しげな代替医療に傾く人々の心の背景には、現代の唯物医療に対する不信感も在るのではないでしょうか。
2006年に厚生労働省助成金で作成された『がんの補完代替・・・』の調査資料では、がん患者の約半数がサプリメントとかの代替治療を、十分な知識の無いままに経験しています。また、科学的根拠の無いプロポリスとかの食品をリストしていますので、参考にして下さい。
僕は何度も言う様ですが、代替も先進医療も反対派ではありません。寧ろ推進派ではないかと思っています。新たな医療の道を開けて行くには、幾多の生命(マウスも人も)の、尊い犠牲の存在がある事を忘れてはなりません。また、患者も家族も自己を見失う程に追い詰められているのです。そう言った輪にある世界の中に、浸潤してくる金儲け目的の機関や、人の存在が、文句なしに許せないのです。この人達も真に悪質な癌でしょう。
がんの補完代替医療のガイドブック http://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=ZGVmYXVsdGRvbWFpbnxpbmFzY2llbmNlYXJ0fGd
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安保闘争困った福田さん(狡猾な癌)
僕は前立腺癌で、PSAが13(普通は4以下)も有りました。ハッキリした癌のアピールです。で、免疫系で言いますとWBC(白血球)数は9000ケ位で優秀です。リンパ球数も3000位はあったと思います。申し分の無い数値で、難しい話になるがサイトカイン(インターロイキン)、とかの免疫制御機能、ホルモン分泌も正常だったと思う。でも、癌なんである。機械(PSA測定器)が分かって、60万年(?)培って育んだ神秘作品である人体が(自然淘汰に勝ち抜き、進化してきた)機械に及ばないのである。その機械は、実は、人間の脳が作ったと考える時、実に多くの疑問(?)を孕み私を悩ませているのであります。
さて、ここからが本題です。
何故身体は癌を見逃すのか?僕らは僅かの切り傷でも大げさに『医者を呼べ~』などと叫びますし、大げさな人では『もう~死ぬ~!』などと口から泡らしきものを吹き出して言います。熱いものに触れたとたん脳に知覚情報が届くまでに随意神経が自動的に働き、身体を離します。反射神経といいます。赤ちゃんにも備わっています。では、何故内蔵などに出来た癌には恐ろしく鈍感で寛容なのでしょう? 痛い、しんどい、血が出た、などと物理作用や癌の放出する死液(悪液)で自覚した時は殆ど末期です。これは癌が狡猾なのでしょうか?それとも人間(免疫能)がお人好しなのでしょうか?
京都府立医科大消化器内科とタカラバイオが、レトロネクチン誘導Tリンパ球療法の有償治療を5月13日より開始するという。有償治療は1クールとしてT細胞を6回投与するもので、1回の価格が25万円。投与する細胞数は3×109個となる可能性が高いという。(INA注 3000ケと思われる)
実施された臨床研究は、標準治療後の残存あるいは再発症例で、消化器癌・肺癌患者9人に1×109個(3人)、3×109個(3人)、9×109個(3人)を2週間隔で2回(被験者の希望により最大6回まで)投与した。主要評価項目は安全性、副次評価項目は腫瘍縮小効果だった。
試験の結果、9人に重篤な有害事象は認めず、治療効果は、完全奏効(CR)1人、部分奏効(PR)1人、安定状態(SD)4人、進行(PD)3人だった。(2010/5/10)
もうひとつ
第 108回日本外科学会総会で『患者の・・・免疫療法の実際』として、ランチョンセミナーで概説された。詳しくは避けるが、CTL(獲得免疫T細胞)療法で将来性はあるが、エビデンス(実証証拠)が
取れない。副作用は無いがコスト高で、効果の持続時間が1年余であり、再発した死亡例もあった。従前の療法(放射線、や化学療法)と併用しながらの予後向けの免疫療法が有用である。
(INA 術後予後の補助療法と言う事か?)
久留米大病院(福岡県久留米市)は、2009年4月1日、「がんワクチン外来」を開設し、患者の受け付けを開始した。予定していた数十人の定員に対して、1500人以上から申し込みが殺到。同病院は同日中に、半年後まで受け入れを中断する旨をホームページで告知した。
信州大医学部附属病院も、09年1月から免疫療法の一つである細胞療法を自由診療で提供し始めた。ワクチン療法が体内で免疫細胞を誘導するのに対し、細胞療法は患者の血液を採取し、体外で免疫細胞を誘導して患者に戻すのが特徴だ。細胞療法のノウハウは、国内ベンチャー企業から有償で提供を受けている。平均7回の投与で治療費は約185万円に上るが「既に百数十人から問い合わせがあった」という。
もっとも、これまで免疫療法を行ってきた診療所や民間病院は、臨床研究を主たる目的にしていないところがほとんどだ。京都市の武田病院グループもその一つ。「最後の頼みの綱として、ワクチン療法や細胞療法を実施してきた」と述べておられる。
「エビデンスが確立していない治療を有償で行うことには反対だ」。こう話すのは、ゲノム研究の第一人者で、癌ワクチン療法の臨床研究を進める東大医科学研究所教授の中村祐輔氏。民間病院に加え、大学病院までもが未承認の免疫療法を有償で行い始めたことに疑問を呈する。
以上紹介したが、賛否両論だ。同じく東京大学ではマウスに一旦発癌させた後、外科的に癌を取り去り、再度発癌させたところ、発癌しなかった。(免疫の意味論:故多田富雄書)取りも直さず外科的手術を最たる免疫療法と位置付けているのかも知れない。でもウイルス系癌のワクチンは希望が持てそうな気がしますが・・・・元々ウイルスですからね・・・。癌になると手遅れかも・・・
やはり、どの研究を見ても癌を如何に見つけるかがポイントであると思います。免疫は白血球数、リンパ球数普通の値で充分です。ワタクシ的には、本屋の本で無く、論文をかいて欲しいのであります。本なら医学書を書いて下さい。分かりましたか?安保で困った福田総理殿。以下省略。
さて、ここからが本題です。
何故身体は癌を見逃すのか?僕らは僅かの切り傷でも大げさに『医者を呼べ~』などと叫びますし、大げさな人では『もう~死ぬ~!』などと口から泡らしきものを吹き出して言います。熱いものに触れたとたん脳に知覚情報が届くまでに随意神経が自動的に働き、身体を離します。反射神経といいます。赤ちゃんにも備わっています。では、何故内蔵などに出来た癌には恐ろしく鈍感で寛容なのでしょう? 痛い、しんどい、血が出た、などと物理作用や癌の放出する死液(悪液)で自覚した時は殆ど末期です。これは癌が狡猾なのでしょうか?それとも人間(免疫能)がお人好しなのでしょうか?
京都府立医科大消化器内科とタカラバイオが、レトロネクチン誘導Tリンパ球療法の有償治療を5月13日より開始するという。有償治療は1クールとしてT細胞を6回投与するもので、1回の価格が25万円。投与する細胞数は3×109個となる可能性が高いという。(INA注 3000ケと思われる)
実施された臨床研究は、標準治療後の残存あるいは再発症例で、消化器癌・肺癌患者9人に1×109個(3人)、3×109個(3人)、9×109個(3人)を2週間隔で2回(被験者の希望により最大6回まで)投与した。主要評価項目は安全性、副次評価項目は腫瘍縮小効果だった。
試験の結果、9人に重篤な有害事象は認めず、治療効果は、完全奏効(CR)1人、部分奏効(PR)1人、安定状態(SD)4人、進行(PD)3人だった。(2010/5/10)
もうひとつ
第 108回日本外科学会総会で『患者の・・・免疫療法の実際』として、ランチョンセミナーで概説された。詳しくは避けるが、CTL(獲得免疫T細胞)療法で将来性はあるが、エビデンス(実証証拠)が
取れない。副作用は無いがコスト高で、効果の持続時間が1年余であり、再発した死亡例もあった。従前の療法(放射線、や化学療法)と併用しながらの予後向けの免疫療法が有用である。
(INA 術後予後の補助療法と言う事か?)
久留米大病院(福岡県久留米市)は、2009年4月1日、「がんワクチン外来」を開設し、患者の受け付けを開始した。予定していた数十人の定員に対して、1500人以上から申し込みが殺到。同病院は同日中に、半年後まで受け入れを中断する旨をホームページで告知した。
信州大医学部附属病院も、09年1月から免疫療法の一つである細胞療法を自由診療で提供し始めた。ワクチン療法が体内で免疫細胞を誘導するのに対し、細胞療法は患者の血液を採取し、体外で免疫細胞を誘導して患者に戻すのが特徴だ。細胞療法のノウハウは、国内ベンチャー企業から有償で提供を受けている。平均7回の投与で治療費は約185万円に上るが「既に百数十人から問い合わせがあった」という。
もっとも、これまで免疫療法を行ってきた診療所や民間病院は、臨床研究を主たる目的にしていないところがほとんどだ。京都市の武田病院グループもその一つ。「最後の頼みの綱として、ワクチン療法や細胞療法を実施してきた」と述べておられる。
「エビデンスが確立していない治療を有償で行うことには反対だ」。こう話すのは、ゲノム研究の第一人者で、癌ワクチン療法の臨床研究を進める東大医科学研究所教授の中村祐輔氏。民間病院に加え、大学病院までもが未承認の免疫療法を有償で行い始めたことに疑問を呈する。
以上紹介したが、賛否両論だ。同じく東京大学ではマウスに一旦発癌させた後、外科的に癌を取り去り、再度発癌させたところ、発癌しなかった。(免疫の意味論:故多田富雄書)取りも直さず外科的手術を最たる免疫療法と位置付けているのかも知れない。でもウイルス系癌のワクチンは希望が持てそうな気がしますが・・・・元々ウイルスですからね・・・。癌になると手遅れかも・・・
やはり、どの研究を見ても癌を如何に見つけるかがポイントであると思います。免疫は白血球数、リンパ球数普通の値で充分です。ワタクシ的には、本屋の本で無く、論文をかいて欲しいのであります。本なら医学書を書いて下さい。分かりましたか?安保で困った福田総理殿。以下省略。
安保闘争困った福田さん(追放された情報もあるのですが・・・)
日米安全保障条約のお話では有りません。弱者(患者)がお金に見えるお話です。
最初に申し上げておきますが、私は決してホリスティク医療反対の立場の者ではありません。寧ろ、非常に大切と、心から願う一人です。だからこそ、弱者に巣食って餌食にする悪しき人を糾弾一掃して、安心した掛け値の無いロジックのある医療を受ける権利を主張するのです。本来その業界団体や学会、最終的には監督官庁のお仕事なのですが・・・業界の仕組みそのものが利害絡みで不備の塊みたいなものですから、真実が伝わって来る筈が有りません。表題の件ですが、もし事実なら『よくやった』と言うのが私の印象です。
雑誌やチラシNETでは代替医療の広告で満ち溢れています。それも世界に先駆け先進医療を誇るこの日本でです。この傾向は日本だけでは無いようで、概ね先進国では似たり寄ったりであるらしい。それにしても、何故見るからに怪しげな健康食品や民間療法がここまで流行るのであろうか?現代の唯物医学に何かしらの不信感があるに違いありません。試しに最近話題のホメオパシー(癌も消えるらしい)の取扱店を覗くと、アロマテラピー、ハーブ、サプリメント、フラワーレメディとかが豊富に並べられ、これらの商品の品定めをしていたのは全員女性であったのには驚いた。が、店の雰囲気はデパートの化粧品売り場と同じで、居酒屋の様に〈店長お勧めの一品〉なる貼紙も有りません。 どうも男性には近寄りがたいし、ベンダーも男性客はハナカラ相手にしていないようだ。これらはまだカワイイ方で、問題はもっと深刻な癌に纏わるイカガワシイ許し難いお話です。
〈免疫力で癌を治そう〉〈免疫力で癌が消えた〉〈癌は食事で消える〉〈始めてみよう免疫療法〉などと医学書もどき(著者も医師)で、何れも、ほんまかいな~?と思うので有ります。この免疫については今まで何度も機会ある度に書いてきましたが、もう一度簡単に言います。
少々強引に言いますと、登場人物は4人で、そのキャスティングは、善人の名札をぶら提げたAさん。悪人の名札をぶら提げたBさん。死刑執行人のCさん。裁判官のDさん。
1)正常な免疫の機能では 悪人Bさんを裁判官Dさんが執行人Cさんに死刑を命令します。
2)もし、悪人Bさんが善人の名札をぶら提げた場合や、裁判官Dさんが悪人の名札を目の患いで読めなかったり、執行人が不在だったりの場合は、病気(癌も含めて)になります。
3)逆に、善人Aさんが悪人の名札をぶら提げた場合、裁判官か執行人が狂った場合などは、自己免疫疾患の様に自分の身体を溶かし始めます。アレルギーなどですね。
基本的には以上です。
ここで、問題にしたいのは、揃って書物に書かれた、一般論で言う『免疫力』と言う言葉です。
これは、あくまでも私の私見ですが、まともであればあるほど、この『免疫力』を説明出来る医師も免疫学者もいません。何故なら、残念ながら未だにその機序は完全に解明出来ていないのです。胸腺の機能が解明されたのもつい最近で、Tサップレッサー細胞の存在も故多田富雄さんの論文を待たねばなりませんでした。ウイルスや特異的な例は除外可能(?)とできるかも知れませんが・・・ここにある文献があります。敢えて著作者不明なWIKI、癌ウイルスから選びました。下記は、その一節です。赤字に注目して下さい。
宿主の生体内において癌細胞が存在すれば、その癌細胞は細胞表面に自然と癌抗原ペプチドを発現しており、そのペプチドに対する特異的なCTLも自然に誘導されている。しかし、そのCTLの数と力(免疫力)が十分でないために癌は増殖し、結果的に宿主に致命傷を与える。癌自体にもCTLの攻撃をかわす様々な機構(免疫逃避機構)がある。そこで、癌抗原ペプチドを人為的に投与し、特異的なCTLを強力に誘導することで癌を治療するのが、癌ワクチン療法である。つまり、癌抗原ペプチドを癌ワクチンとして宿主に投与することで、癌抗原ペプチドに特異的なCTLを大量に誘導し、そのCTLが癌を治療または予防するわけである。殺し屋も相手を選ばずやたらめったらに殺しまくるわけではない。殺し屋はターゲットの情報を十分に与えられなければ仕事をしない。この情報となるのが癌ワクチンといえるかもしれない。
恐らく、これを記載した人物も『免疫力』が一体何を指す言葉であるか、意味不明の訳の解らないまま書き込んだか、若しくは、インチキであろう。この様に真実の中に重大な嘘が紛れ込み、弱者を迷路へと誘(いざな)うのである。
最初に申し上げておきますが、私は決してホリスティク医療反対の立場の者ではありません。寧ろ、非常に大切と、心から願う一人です。だからこそ、弱者に巣食って餌食にする悪しき人を糾弾一掃して、安心した掛け値の無いロジックのある医療を受ける権利を主張するのです。本来その業界団体や学会、最終的には監督官庁のお仕事なのですが・・・業界の仕組みそのものが利害絡みで不備の塊みたいなものですから、真実が伝わって来る筈が有りません。表題の件ですが、もし事実なら『よくやった』と言うのが私の印象です。
雑誌やチラシNETでは代替医療の広告で満ち溢れています。それも世界に先駆け先進医療を誇るこの日本でです。この傾向は日本だけでは無いようで、概ね先進国では似たり寄ったりであるらしい。それにしても、何故見るからに怪しげな健康食品や民間療法がここまで流行るのであろうか?現代の唯物医学に何かしらの不信感があるに違いありません。試しに最近話題のホメオパシー(癌も消えるらしい)の取扱店を覗くと、アロマテラピー、ハーブ、サプリメント、フラワーレメディとかが豊富に並べられ、これらの商品の品定めをしていたのは全員女性であったのには驚いた。が、店の雰囲気はデパートの化粧品売り場と同じで、居酒屋の様に〈店長お勧めの一品〉なる貼紙も有りません。 どうも男性には近寄りがたいし、ベンダーも男性客はハナカラ相手にしていないようだ。これらはまだカワイイ方で、問題はもっと深刻な癌に纏わるイカガワシイ許し難いお話です。
〈免疫力で癌を治そう〉〈免疫力で癌が消えた〉〈癌は食事で消える〉〈始めてみよう免疫療法〉などと医学書もどき(著者も医師)で、何れも、ほんまかいな~?と思うので有ります。この免疫については今まで何度も機会ある度に書いてきましたが、もう一度簡単に言います。
少々強引に言いますと、登場人物は4人で、そのキャスティングは、善人の名札をぶら提げたAさん。悪人の名札をぶら提げたBさん。死刑執行人のCさん。裁判官のDさん。
1)正常な免疫の機能では 悪人Bさんを裁判官Dさんが執行人Cさんに死刑を命令します。
2)もし、悪人Bさんが善人の名札をぶら提げた場合や、裁判官Dさんが悪人の名札を目の患いで読めなかったり、執行人が不在だったりの場合は、病気(癌も含めて)になります。
3)逆に、善人Aさんが悪人の名札をぶら提げた場合、裁判官か執行人が狂った場合などは、自己免疫疾患の様に自分の身体を溶かし始めます。アレルギーなどですね。
基本的には以上です。
ここで、問題にしたいのは、揃って書物に書かれた、一般論で言う『免疫力』と言う言葉です。
これは、あくまでも私の私見ですが、まともであればあるほど、この『免疫力』を説明出来る医師も免疫学者もいません。何故なら、残念ながら未だにその機序は完全に解明出来ていないのです。胸腺の機能が解明されたのもつい最近で、Tサップレッサー細胞の存在も故多田富雄さんの論文を待たねばなりませんでした。ウイルスや特異的な例は除外可能(?)とできるかも知れませんが・・・ここにある文献があります。敢えて著作者不明なWIKI、癌ウイルスから選びました。下記は、その一節です。赤字に注目して下さい。
宿主の生体内において癌細胞が存在すれば、その癌細胞は細胞表面に自然と癌抗原ペプチドを発現しており、そのペプチドに対する特異的なCTLも自然に誘導されている。しかし、そのCTLの数と力(免疫力)が十分でないために癌は増殖し、結果的に宿主に致命傷を与える。癌自体にもCTLの攻撃をかわす様々な機構(免疫逃避機構)がある。そこで、癌抗原ペプチドを人為的に投与し、特異的なCTLを強力に誘導することで癌を治療するのが、癌ワクチン療法である。つまり、癌抗原ペプチドを癌ワクチンとして宿主に投与することで、癌抗原ペプチドに特異的なCTLを大量に誘導し、そのCTLが癌を治療または予防するわけである。殺し屋も相手を選ばずやたらめったらに殺しまくるわけではない。殺し屋はターゲットの情報を十分に与えられなければ仕事をしない。この情報となるのが癌ワクチンといえるかもしれない。
恐らく、これを記載した人物も『免疫力』が一体何を指す言葉であるか、意味不明の訳の解らないまま書き込んだか、若しくは、インチキであろう。この様に真実の中に重大な嘘が紛れ込み、弱者を迷路へと誘(いざな)うのである。
錬金術師のホメオパシー
AD41年の頃であろうか、南仏はプロバンス地方サント・マリー・ド・ラ・メールに2人の男女が降り立った。世はヘロデの時世である。恋の逃避行なる駆け落ちでは無い。主キリストの十字架で命カラガラ、当時の流刑地であった南仏に逃れたのである。これは史実として今でも語り継がれている。(キリストになり損ねた聖徳太子 参照)女の名はマグダラのマリア。マリアはやがてイシス(エジプト神)信仰であったアルル地方で女神となり、カトリックの礎となったが(マドレーヌ)、問題は男の方である。名はシモン・マグス。手品の語源〈マジック〉の謂れを持ち、当時の錬金術師・第1号となるのである。やがてドイツのグーデンベルグ印刷機と開花するのですが、ゲーテのファウスト伝説のモデルと言われております。
このシモン・マグスとマリアがキリストの神秘や奇跡と言った暗闇の世界を担い、愛や、祈り、聖なるものと逆ベクトル方向に存在する呪いや魔術を完成させたのではないかと思います。歌曲ファウストを読んでみますと好く解りますが、悪魔メフィストは実に様々な物から薬(ホメオパシー)を作ります。最後には死人ヘレナなる絶世の美女まで生き返らせます。白雪姫の魔女もビックリです。
日本の白洲正子さんの薬草園とは大分に違います。
このシモン・マグスこそがゲーテの出発点で、それは神秘的キリスト教や錬金術、そして、秘教的宇宙進化論に発展します。ゲーテはキリスト教オカルティストとして出発したといえます。その延長線上の近代になってナチス、ワーグナー、クリムトの神秘主義が姿を現してきます。
文献では、ヨハン・フリードリッヒ・メッツと言う人がいます。ホメ・オパシーという秘薬の研究家で、危篤にあるゲーテの命を救ったそうでありますが、彼もまた、錬金術師でありました。
人文地質学者か牧師か生物学者か知りませんが、ダーウインがホメオパシーの愛好者と耳にしましたが、例え真実であっても、日本とは異質な宗教と言う生活文化(ある意味では法律)の歴史がその源流として奥深く人々の根底にあります。それに加え、日本でのホメオパシーの製造概念と古典的本場ではかなりの違いが見受けられます。まるで別物に近い感さえします。ホメオパシーの原料を全て取り去った後に波動エネルギーが残るとか言いますが、そんな物は残りません。
自己責任で使用するなら兎も角、誇大な宣伝をしてお金儲けする等は、詐欺とか、薬事法、云々以前にこの日本では慎むべきでしょう。
私はレビトラ27錠飲みましたが、まるで治りません。何を飲めばいいのでしょう?
このシモン・マグスとマリアがキリストの神秘や奇跡と言った暗闇の世界を担い、愛や、祈り、聖なるものと逆ベクトル方向に存在する呪いや魔術を完成させたのではないかと思います。歌曲ファウストを読んでみますと好く解りますが、悪魔メフィストは実に様々な物から薬(ホメオパシー)を作ります。最後には死人ヘレナなる絶世の美女まで生き返らせます。白雪姫の魔女もビックリです。
日本の白洲正子さんの薬草園とは大分に違います。
このシモン・マグスこそがゲーテの出発点で、それは神秘的キリスト教や錬金術、そして、秘教的宇宙進化論に発展します。ゲーテはキリスト教オカルティストとして出発したといえます。その延長線上の近代になってナチス、ワーグナー、クリムトの神秘主義が姿を現してきます。
文献では、ヨハン・フリードリッヒ・メッツと言う人がいます。ホメ・オパシーという秘薬の研究家で、危篤にあるゲーテの命を救ったそうでありますが、彼もまた、錬金術師でありました。
人文地質学者か牧師か生物学者か知りませんが、ダーウインがホメオパシーの愛好者と耳にしましたが、例え真実であっても、日本とは異質な宗教と言う生活文化(ある意味では法律)の歴史がその源流として奥深く人々の根底にあります。それに加え、日本でのホメオパシーの製造概念と古典的本場ではかなりの違いが見受けられます。まるで別物に近い感さえします。ホメオパシーの原料を全て取り去った後に波動エネルギーが残るとか言いますが、そんな物は残りません。
自己責任で使用するなら兎も角、誇大な宣伝をしてお金儲けする等は、詐欺とか、薬事法、云々以前にこの日本では慎むべきでしょう。
私はレビトラ27錠飲みましたが、まるで治りません。何を飲めばいいのでしょう?
何でもアリの医療の世界 ホメオパシー
一昔前になるが、友人の奥さんが癌治療にご自身の尿を飲んでいらして、友人もご相伴に与っていたらしい。この友人、レッキトシタ高分子の専門家で開発研究員である。で、薬は専ら患者専用と言っており、どうも商品には手を付けない主義らしい。それに、第一タダである。知人の医者も伝え聞くところに拠れば、イザ我が身の事となると〈原則放置主義〉と言って憚らない。薬等は滅多に飲まない様である。医者と謂えばイギリスのC.ダーウィンが1859年「種の起原」を唱えたが、宗教に寛容な日本国とは違いイギリスでは神学論に抵触する事は常に命がけの行為であっただろう。長々と前書をしたが、薬を含め食品に対する国民性の違いの背景には必ず宗教なるスリコミの存在があって、日本人には理解不能な事も多い。イギリスやアメリカに於ける〈ホメオパシー〉も好事例の一つであろう。
ホメオパシーとは(以下WIKIより)
提唱者の一人「水の記憶(ホメオパシー理論)」の研究発表をした化学者として有名なジャック・ベンベニストには2度もイグノーベル賞が贈られている(1991年化学賞と1998年化学賞)(WIKI)
が、しかし、この人はこの実験で実際にマラリアに罹患するなど奇特な人としか思えない。
イギリスにおいては、ホメオパシーは主要な伝統的な代替医療であり、人気は高い。2007年の市場規模は推定で3800万ポンド、2012年には4600万ポンドになると予測されている。2000年頃より英国内6つの大学で理学士(BSc)の学位を提供し始めているものの、いくつかの大学では教材の開示を拒否しており、Central Lancashire大学とSalford大学ではホメオパシーの授業内容を公開することを拒否している[2]。これらの大学は主に職業訓練を行ってきた学校が、政府の機会均等方針によって大学の資格を与えられた教育機関が多い。これはホメオパシーに不当な科学的信用性を与えるとして、懸念する科学者もいる。(WIKI)
ロンドン大学 ユニバーシティー・カレッジの薬理学者David Colquhoun氏は、大学がホメオパシーについて科学の学位を授けることは、科学ではなくて反科学(アンチサイエンス)であると批判している。 英国王室内においてもホメオパシーは古くから利用されており、チャールズ皇太子は熱心なホメオパシー利用者として知られる。しかしながら彼の主張は、東洋医学、薬草医療、マッサージ、芸術など様々な代替医療を国民医療サービス(NHS)に組み込む事で、ホメオパシーのみを意図したものではないことに注意が必要である。一方で、彼の言動は非科学的であるという批判もある。
一部病院運営団体はホメオパシー治療の保険適用を拒否するなど、国民保健サービス基金の保険適用でのでホメオパシー治療は保障されなくなりつつある。(WIKI)
要はアメリカ、スイス、ドイツも似たり寄ったりで、公的保険が適応(通用)していたと言うから驚く。インドや中南米では、只(タダ)な理由もあってか、マダマダ人気は高い。
日本では、日本ホメオパシー医XX協会、日本ホメオパシー振X会、日本ホメオパシーX学X等が活動をしています。
この薬、癌患いなら、その癌のエキスだか、粉末だかを砂糖とか水に溶かして服用すれば、治るらしい。もし病状が悪化すれば、回復途上の〈好転反応〉と言う訳である。死んだ場合は言及していない。
それにしても判らないのは、私のインポは何を飲めばいいんでしょうか?
追記 2010/6/17
日本では、ホメオパシーは只(タダ)の様に書きましたが、金が要る(有料)らしいです。私の認識不足でした。なかには、お商売にしている方もおられる様です。次回も此のテーマで書きます
ホメオパシーとは(以下WIKIより)
提唱者の一人「水の記憶(ホメオパシー理論)」の研究発表をした化学者として有名なジャック・ベンベニストには2度もイグノーベル賞が贈られている(1991年化学賞と1998年化学賞)(WIKI)
が、しかし、この人はこの実験で実際にマラリアに罹患するなど奇特な人としか思えない。
イギリスにおいては、ホメオパシーは主要な伝統的な代替医療であり、人気は高い。2007年の市場規模は推定で3800万ポンド、2012年には4600万ポンドになると予測されている。2000年頃より英国内6つの大学で理学士(BSc)の学位を提供し始めているものの、いくつかの大学では教材の開示を拒否しており、Central Lancashire大学とSalford大学ではホメオパシーの授業内容を公開することを拒否している[2]。これらの大学は主に職業訓練を行ってきた学校が、政府の機会均等方針によって大学の資格を与えられた教育機関が多い。これはホメオパシーに不当な科学的信用性を与えるとして、懸念する科学者もいる。(WIKI)
ロンドン大学 ユニバーシティー・カレッジの薬理学者David Colquhoun氏は、大学がホメオパシーについて科学の学位を授けることは、科学ではなくて反科学(アンチサイエンス)であると批判している。 英国王室内においてもホメオパシーは古くから利用されており、チャールズ皇太子は熱心なホメオパシー利用者として知られる。しかしながら彼の主張は、東洋医学、薬草医療、マッサージ、芸術など様々な代替医療を国民医療サービス(NHS)に組み込む事で、ホメオパシーのみを意図したものではないことに注意が必要である。一方で、彼の言動は非科学的であるという批判もある。
一部病院運営団体はホメオパシー治療の保険適用を拒否するなど、国民保健サービス基金の保険適用でのでホメオパシー治療は保障されなくなりつつある。(WIKI)
要はアメリカ、スイス、ドイツも似たり寄ったりで、公的保険が適応(通用)していたと言うから驚く。インドや中南米では、只(タダ)な理由もあってか、マダマダ人気は高い。
日本では、日本ホメオパシー医XX協会、日本ホメオパシー振X会、日本ホメオパシーX学X等が活動をしています。
この薬、癌患いなら、その癌のエキスだか、粉末だかを砂糖とか水に溶かして服用すれば、治るらしい。もし病状が悪化すれば、回復途上の〈好転反応〉と言う訳である。死んだ場合は言及していない。
それにしても判らないのは、私のインポは何を飲めばいいんでしょうか?
追記 2010/6/17
日本では、ホメオパシーは只(タダ)の様に書きましたが、金が要る(有料)らしいです。私の認識不足でした。なかには、お商売にしている方もおられる様です。次回も此のテーマで書きます
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