2010年7月15日木曜日

代替医療について

何処かのサイトに『末期癌、それでもノーと言えるのか?』を見うけました。
私は別に否定するつもりはありません。ですが、イカサマ薬の様な物を効果がある様に偽り販売していて平気な人達は許せません。出版業界やメディアはビジネスです。営利組織で合法的な利の追求は当然と言えるでしょう。医療界に従事している人達も患者の意志そのものを尊重しなければならない立場と言えるでしょう。患者や家族は絶望的な状況にあり、そこに冷静な判断を求めるのは無理ですし、求める事自体随分酷な話だとも思います。この空間に代替医療のビジネスがあります。本来医療はビジネスであってはならないのです。日本では昔から身分制度外に医師の存在がありました。ですから官職名では無く先生と敬称されていたのです。

代替医療には本来、薬など『物』は必要としません。物が在る以上、そこには『物理』が無ければなりません。唯物です。化学作用もあるでしょう。物である以上全て数値があります。医学で言うならば実証医学です。必ず数値が存在しますし、論理式もあるでしょう。
もし、霊魂とかの波動が存在するならば、それはエネルギーですから熱量で計測可能です。

僕の旧知の友人の奥さんは末期癌でした。もう十数年程昔の話ですが、奥さんに付き合って友人も自分の尿を飲んでいました。現在お二人ともご健在です。確かに一寸説明の出来ない事を見聞したのも事実です。其処には『お金』も『物』も存在していませんでした。強いて言うならば、何でしょう・・・生きる勇気や希望なのでしょうか・・・でも奥さん淋しくなかったのは確かです。尿までも、何処までも友人は付き合っていたのですから・・・。

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